
皆さん、こんにちは!
今回はスコットランドのパースシャーにある、「ザ・グレンタレット蒸溜所」を訪ねた際の様子をお届けします。
ここは、現在稼働している中では「スコットランド最古」と言われる歴史ある蒸溜所。
密造酒時代の名残を感じる、ドキドキの訪問でした!
🌲 美しき「最古の蒸溜所」

蒸溜所があるのは、美しい森林に囲まれた渓谷の中。すぐ脇を流れるタレット川のせせらぎが心地よく、この豊かな水がウイスキーの命を支えているんだな…と実感しました。
敷地は川と斜面に挟まれていて意外とコンパクト。
そのぶん、昔ながらの造り手の息遣いが聞こえてくるような、親密な空気感に満ちています。
⚙️ 「壊れなさすぎて倒産!?」伝説のミル

ビールやウィスキーの原料となる麦芽(モルト)を粉砕する専用の機械です。
設備の中でも特に圧倒されたのが、ポーティアス社製のモルトミルです。
なんと100年以上も現役で動いているそう!
あまりに頑丈で故障しないため、買い替え需要がなくなってメーカーが倒産してしまった…なんていう、ウソのような本当の話がある伝説の機械なんです。
今でも職人さんが大切にメンテナンスしながら使い続けている姿に、深いロマンを感じました。
✨ 伝統と「最新鋭」の共存

粉砕した麦芽(グリスト)と温水を混ぜ合わせ、麦芽の酵素の働きでデンプンを糖分に変え、麦汁(ウォート)を抽出するウイスキーやビール醸造の巨大な容器
歴史ある建物の内部では、革新的な工夫も。最新鋭のマッシュタン(仕込み槽)は、以前の開放式から蓋付きへ進化していました。
これでエネルギー効率を上げつつ水の節約も実現しているそうで、「伝統を守りながら未来を見据える」姿勢がカッコいいですよね。
🎨 樽に込められたボトリングの秘密

ウェアハウス(熟成庫)で見つけた面白い工夫が、「カスクヘッドの色分け」です。「7年熟成用」「トリプルウッド用」など、製品ごとに色を変えて管理されていました。
限られた生産量の中で、最高の状態で皆さんの元へ届けるための秘策だそうです。
最古の歴史を持ちながら、一歩先を行くグレンタレット。
皆さんもこのボトルを手に取った際は、スコットランドの静かな森と、100年動き続けるミルの音を想像しながら楽しんでみてくださいね!🥃