
皆様、こんにちは!
リカマンTOWNの山口です。
仕事柄、海外へ足を運ぶ機会が多いのですが、そこで目にする現地の景色や、お酒にまつわる面白い発見を、「海外訪問記」としてお届けしていこうと思います。
ガイドブックには載っていないような、現地のリアルな空気感を皆様に少しでもお裾分けできれば嬉しいです😀
さて今回はフランス・ブルゴーニュのアルスナン村へ行ってきましたので現地の様子を少しご紹介させていただきます!
名匠フレデリック・コサールのバトンを受け継ぎ、今まさに自身のスタイルを爆発させている注目の造り手、オレリアン・ヴェルデさんを訪ねてきました!
醸造所に足を踏み入れると、「サリュ(やあ)!」と最高の笑顔で迎えてくれました。

✨「シャソルネイ」の品質を支える、完璧な醸造環境
醸造所は広々として清潔感にあふれていました。
ここでオレリアンさんが徹底しているのが「ブドウにストレスを与えないこと」です。
驚いたのは、2008年から赤ワインには一度もポンプを使っていないということ!
フォークリフトを駆使し、重力だけでブドウを運ぶ「グラヴィティ・フロー」を貫いています。
さらに、2019年からはすべての赤ワインを「100%全房発酵」に。
「房ごと発酵させることで、新樽に頼らなくても自然な骨格と奥行きが出るんだ」
実際にセラーを見渡すと、新樽率はわずか10〜15%ほど…
樽の味ではなく「テロワールそのもの」を味わってほしいという強い信念が伝わってきますね!

🤝師匠との対立を越えて。「20mg/l」に込めた責任
実は、師匠のコサール氏とは違って、少量のSO2(亜硫酸塩)の添加をするのがオレリアンさんのスタイルです。
このポリシーの差を巡って一時は師匠と口をきかないほど激しくぶつかったこともあるのだとか…笑
「師匠は完全ゼロ派ですが、私は日本のような遠い場所へ届くまでの品質に責任を持ちたい。だからこそ、瓶詰め直前にごく少量だけ加えるんです」
この僅かなこだわりが、彼のワインに共通する「圧倒的な透明感」の秘訣なんですね。

(試飲しながら)……驚きました。全房発酵由来の清涼感がありますが、未熟さは一切なく、むしろカシスのような熟した果実味を感じます。
💎2024年は「クリスタルのような垂直な年」
試飲させてもらった最新の2024ヴィンテージは、まさに驚きの連続でした!
ベト病で収穫量が例年の半分以下という苦難の年でしたが、生き残ったブドウの力は凄まじいものがあります。
「2023年がリッチな太陽の年なら、2024年は背筋が伸びるような酸が真っ直ぐ突き抜ける『垂直的』な年だよ」
その言葉通り、試飲したグラスの中には、クリスタルのように研ぎ澄まされたピュアな果実味が広がっていました。

オレリアンさんから日本のファンへのメッセージ
「2024年は忍耐の年だったけれど、一切の飾りを捨てた、私の理想とするバランスが詰まっているよ。このエネルギーをぜひ日本の皆さんに楽しんでほしい!」
オレリアンさんの情熱と、アルスナン村の澄んだ空気がそのままボトルに詰まったようなワイン。
皆さんも見かけたら、ぜひ彼の「熱い本音」を感じながら乾杯してみてください!
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投稿を表示地理は苦手なのですが、知ってる地名で嬉しくなりました笑
そして、一緒に旅してる感覚になりました!
素敵な記事ありがとうございます🫶